ZFは3月26日、2019年通期(1〜12月)の決算を発表した。
同社の発表によると、為替とM&Aによる影響を調整した後の売上高は、365億ユーロ(約4兆3745億円)。前年の369億ユーロに対して、1.1%減少した。
また、2019年通期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、15億ユーロ(約1800億円)。前年の21億ユーロに対して、28.6%の減益となっている。
減益となった要因は、研究開発支出の増大や、ドイツ、セルビア、中国に設立された電動ドライブの生産施設など、次世代技術にフォーカスした新拠点の設立が、収益に影響を及ぼしたため。ZFは2019年通期、研究開発費を前年比8%増の27億ユーロに増額し、その比率も6.7%から7.3%に引き上げた。
ZFのウォルフ=ヘニング・シャイダーCEOは、「次世代技術にフォーカスした投資をさらに進め、リーディングシステムサプライヤーとしてのZFの価値を高めたいと考えている」と述べている。
ZF、研究開発費を8%増額 2019年通期決算
2020年03月27日(金) 13時45分
関連ニュース
- ヤマハ『YZF-R』ファンイベント 3月9日から全国7か所で (03月03日 07時15分)
- 注目は三菱副社長に日産常務が就任、そのほかZFの新型8速ATなども…有料会員記事ランキング (02月29日 15時15分)
- ハイドロプレーニング回避、タイヤと路面のデータをシャシーに伝達…グッドイヤーとZFがCES 2024で発表 (01月10日 17時00分)
- 【ヤマハ YZF-R125/R15 試乗】原2クラスに贅沢すぎるフルカウルSS、ありがとうヤマハ!…青木タカオ (12月31日 19時00分)
- ZF、民間整備工場向けの電動アクスル用リペアキットを投入 (12月01日 08時30分)