PSAグループのカルロス・タバレスCEO《photo (c) Getty Images》

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月10日、「2020ワールドカーパーソンオブザイヤー」を、PSAグループのカルロス・タバレスCEOに授与すると発表した。

ワールドカーオブザイヤーは、2006年に開始された賞で、過去1年にデビューした世界の新型車の中から最高の1台を選出するもの。そして、2018年から新たに開始されたのが、「ワールドカーパーソンオブザイヤー」だ。過去1年間に、自動車業界において最も活躍した人物に贈られる。

その第3回の同賞において、世界24か国86名の審査員の投票で選ばれたのが、PSAグループのカルロス・タバレスCEOだ。タバレスCEOは、PSAグループとFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)を合併に導き、世界販売台数で世界第4位の自動車メーカーを誕生させたことなどが評価された。

なお、ワールドカーパーソンカーオブザイヤーの過去の受賞者は、2018年がボルボカーグループのホーカン・サムエルソン社長兼CEO、2019年がFCAの故セルジオ・マルキオンネCEOだった。

PSAグループのカルロス・タバレスCEO《photo by WCOTY》