巡回ルート探索結果イメージ《画像:昭文社》

昭文社は、カーナビSDKパッケージ「業務用カーナビ Ver4.5」に、最大200地点に対応する巡回ルート探索APIを追加し、2月26日よりリリースした。

運送事業者にとって、複数地点をより効率的に巡回するルートの作成は課題の一つ。特に100か所を超える目的地を設定した場合は、算出条件がより複雑になるため、効率的な巡回順序の算出に多くの時間を要していた。今回リリースした巡回ルート探索APIでは、独自の算出ロジックを開発することで巡回順序の算出時間を大幅に短縮。最大200か所までの効率的な巡回ルート生成を実現する。

巡回ルート探索APIでは、Uターン:許可/不許可、スタート地点へ:戻る/戻らないといった条件設定も可能。事前に運行計画として作成した巡回ルートは、そのまま実際のカーナビ用ルートとして利用でき、労働生産性の向上や労働時間の削減など、ドライバーの働き方改革にも有効だ。