スズキのインド子会社のマルチスズキは、新型『ワゴンR』(Suzuki WagonR)に最新の天然ガス車の「S-CNG」を設定した、と発表した。
新型ワゴンRのS-CNGは、新排出ガス基準の「BS6」に適合したCNG車だ。インドでは2020年4月、新たな排出ガス基準のBS6が施行される予定。BS6は、欧州のユーロ5に相当する新基準で、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減することが求められる。
マルチスズキは、幅広い車種に天然ガス車のS-CNGを用意している。新型ワゴンRのS-CNGには、デュアルECU(電子制御ユニット)とインテリジェント噴射システムを搭載する。マルチスズキによると、あらゆる道路で最適なパフォーマンスと高い運転性を実現するという。
なお、新型ワゴンRのS-CNG は、CNGのタンク容量を60リットル(水に換算した値)とした。CNGが1kgあたり、32.52kmの燃費を達成する、としている。
マルチスズキのワゴンR 新型、最新天然ガス車設定…燃費はCNG 1kgあたり32.52km
2020年02月19日(水) 17時30分
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