ランボルギーニは2月6日、『ウルス』(Lamborghini Urus)がドイツの有力自動車誌『Auto Motor und Sport』の「Best Cars 2020」において、最高の大型SUVに選出された、と発表した。
ウルスは、『アヴェンタドール』、『ウラカン』に続いて登場したランボルギーニ第3のモデルレンジだ。ランボルギーニにとっては、『LM002』(1986〜1993年)以来、およそ25年ぶりのSUVになる。
ウルスは世界初のSUVスーパーカーを標榜している。パワートレインは、4リットル(3996cc)のV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給したユニットだ。ランボルギーニ初のターボエンジンは、最大出力650hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2250〜4500rpmを獲得する。
トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WD。車両重量はおよそ2200kg。0〜100km/h加速3.6秒、最高速305km/hと、SUVとしては世界屈指のパフォーマンスを備えている。
この賞には、ヨーロッパと中国の13の自動車雑誌から、およそ10万3000人の読者が参加。業界と自動車愛好家から高く評価された。
授賞式はドイツ・シュトゥットガルトで開かれ、ランボルギーニのステファノ・ドメニカリ会長兼CEOがトロフィーを受け取った。
ランボルギーニ ウルス、最高の大型SUVに選出…独誌『Auto Motor und Sport』
2020年02月09日(日) 15時00分