豊田合成は1月31日、2019年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。事業整理損失の計上などにより、営業利益は前年同期比71.2%減の62億円と大幅な減益となった。

売上高は、日本や中国における主要顧客の生産台数の増加などにより、同0.2%増の6238億円となった。利益については、増販効果や合理化努力等はあったものの、ドイツの生産子会社である豊田合成メテオール全株式を外部に譲渡し、事業整理損失を計上したことなどにより、営業利益は同71.2%減の62億円、税引前利益は同69.9%減の66億円、純利益は同42.6%減の71億円となった。

通期業績見通しは、売上高8400億円(前期比0.1%減)、営業利益210億円(同42.5%減)、税引前利益220億円(同41.1%減)、純利益120億円(同48.5%減)とした前回予想を据え置いた。