ランドローバー・レンジローバー・イヴォーク 新型《photo by Land Rover》

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は1月30日、2019年度4〜12月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は175億5800万ポンド(約2兆5085億円)となり、前年同期に対して、2.8%増となった。

また、2019年度4〜12月期の税引き前利益は、1億0100万ポンド(約145億円)。前年同期の6億2700万ポンドの赤字から、黒字回復している。

黒字決算となった要因は、主力市場の中国での新車販売が回復したため。中国の業績は、前年同期に対して24.3%増と伸びた。また、世界市場では、『レンジローバー イヴォーク』が、新型効果で30%増と好調だ。『ディスカバリースポーツ』も9.2%増と販売を伸ばしている。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「事業の変革を続けたことにより、前年比で売り上げと利益が成長した。自動車業界の状況は依然として厳しいが、中国事業の回復と新型レンジローバーイヴォークの成功に勇気づけられている」と述べている。

ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ《photo by Land Rover》 ジャガー I-PACE《photo by Jaguar》