VWトラック&バス「トレイトン」のスカニア、フォルクスワーゲン・トラック・バス、MAN《photo by TRATON》

フォルクスワーゲングループの商用車部門のトレイトン(TRATON)は、2019年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は24万2000台。前年比は4%増だった。

総販売台数24万2000台のうち、トラックは20万5900台。前年比は2%増だった。一方、バスは2万1500台。前年比は5%減と落ち込んだ。

ブランド別では、スカニアが2019年、9万9500台を販売した。前年比は3%増だった。MANは2019年、10万4900台を売り上げ、前年比は2%増と堅調だった。フォルクスワーゲン・トラック・バスは2019年、4万1900台を販売。前年比は15%増と、伸びている。

また、スカニアは2019年、日本で289台を販売した。前年比は、16.1%増と2桁増を達成している。

トレイトンは、2019年の成長は、欧州における上半期のトラックに対する高い需要と、ブラジルの需要の急激な伸びによるもの、としている。

VWトラック&バス「トレイトン」の2019年世界販売実績《photo by TRATON》