ケンウッドは、市販向けカスタムフィットスピーカーの新商品として、フラッグシップモデル「XSシリーズ」2製品、エントリーモデル「RSシリーズ」6製品を2月中旬より発売する。
XSシリーズは、国内最高峰クラスの設備・技術を誇る、同社グループ「ビクタースタジオ」のトップエンジニアと音質調整を繰り返して開発。その証として「Tuned by Victor Studio」を冠し、同社カースピーカーのフラッグシップモデルとして高品位なハイレゾ音源再生を実現した。
また、通常のツィーターに加えスーパーツィーターを内蔵した同社製カースピーカーとしては初となる「2Wayツィーター」を採用。それぞれのツィーターが異なる帯域を再生することで、ワイドレンジで豊かなハイレゾ音源を再生できる。さらにウーファーには、音の厚みと艶をグレードアップさせる新設計のディフューザーを採用。中央部の凹形状がボーカルの音像を鮮明にし、径方向に空けた空間と外周の壁が位相とレスポンスの乱れを排除することで分離感のある音を忠実に再現する。
価格(税別)は17cm/16cmともに3万2000円。2Wayツィーターは単品(1万5000円)でも販売する。
エントリーモデル「RSシリーズ」はラインアップを一新し、セパレートタイプ2モデルとコアキシャルタイプ4モデルの計6モデルで展開する。
セパレートタイプは、新設計のツィーターを採用し、同シリーズとして初めて、ハイレゾ音源再生に対応。高音域のパフォーマンスを向上させ、エントリーモデルながら手軽に「明瞭感」あるハイレゾサウンドを再現する。ウーファー中央部には、独自設計のコンケーヴ型キャップを採用。ダイヤモンドアレイパターンを施したウーファー振動板と合わせることで、スピード感ある豊かな低音と鮮やかに伸びる高音域を楽しめる。
コアキシャルタイプの4モデルもセパレートタイプ同様、振動板の表面に同社独自のダイヤモンドアレイパターンを採用。自己相似形パターンが美しいだけでなく、クリアで歪みの少ない音を実現。また、ウーファー振動板面積を従来比約10%1広げたことにより、さらに豊かな低音を奏でる。
価格(税別)はセパレートタイプのKFC-RS174S(17cm)が1万5000円、KFC-RS164S(16cm)が1万4000円。コアキシャルタイプはKFC-RS174(17cm)が7500円、KFC-RS164(16cm)が7000円、KFC-RS124(12cm)が7500円、KFC-RS104(10cm)が6500円。
ケンウッド、カスタムフィットスピーカー 2020年モデル発売へ ビクタースタジオ共同開発品など8モデル
2020年01月10日(金) 11時15分
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