インテル(Intel)傘下のモービルアイ(Mobileye)は1月7日、米国ラスベガスで開幕したCES 2020において、カメラのみのシステムによって、自動運転を行うことに成功した、と発表した。
モービルアイは、自動運転向けに2つのセンシングシステムを開発している。ひとつはサラウンドビューカメラのみ、もうひとつはレーダーとLiDAR(ライダー)を使用したものだ。
自動運転車では通常、カメラにレーダーやLiDARを併用して、車両周りの状態をモニターする。モービルアイは、サラウンドビューカメラがセンサーの役割を果たし、自動運転を可能にするシステムを開発した。
モービルアイはイスラエル・エルサレムにおいて、カメラのみのシステムによって、自動運転を行うことに成功した。歩行者や交差点、配送車両などに遭遇する複雑な道路環境において、12個のカメラシステムを搭載したモービルアイのテスト車両が、自動運転で走行した、としている。
インテル、カメラのみのシステムで自動運転に成功…CES 2020[動画]
2020年01月08日(水) 20時30分
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