光岡 ライク-T3 緊急自動車《画像:光岡自動車》

1月6日に東京臨海広域防災公園で行われた「令和2年東京消防出初式」にて、光岡自動車の3輪電気自動車(EV)『ライク-T3』緊急自動車が初公開された。ライク-T3の緊急自動車への登録は、同社ラインアップでは初となる。

ライク-T3は小型で取り回しもよく、最大100kgまで積載可能な2人乗りの3輪EV。車検や車庫証明がなく、シートベルトやヘルメットの着用義務もない、普通免許で運転できる「軽自動車と原付の中間」という位置付けになる。その手軽さから、ハウステンボスでの施設管理や、オフィスグリコの置き菓子サービス、各地市場内の配達運搬、有馬温泉や高野山などの観光地における周遊観光業にも利用されている。

同日に発隊式が行われた東京消防庁「ファーストエイドチーム」の一員となったトライク-T3は、災害現場における初期対応の迅速化に向け、優れた機動性と積載量を活かした活躍が期待される。

光岡 ライク-T3 緊急自動車《画像:光岡自動車》 光岡 ライク-T3 緊急自動車《画像:光岡自動車》