フィスカーは、2020年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2020で初公開する新型EV『オーシャン』(Fisker Ocean)の「カリフォルニアモード」の内容をツイッターで発表した。
オーシャンは、電動SUVで、バッテリーの蓄電容量は、標準仕様でおよそ80kWhとなる予定だ。1回の充電で、最大およそ300マイル(約483km)を走行できる性能を備える。
また、駆動方式は4WDだ。前後アクスルにモーターを搭載すると見られる。米国でのベース価格は、4万ドル(約438万円)以下と、従来のフィスカーの電動モデルと比較すると、大幅にリーズナブルな価格を実現する。
このオーシャンには、カリフォルニアモードを設定する。カリフォルニアモードはSUVとしては初めて、ソフトトップを使用せずに、ルーフをフルオープンにできるシステムで、フィスカーの特許技術という。
その内容は、スイッチひとつで、9枚の窓ガラスを下げることが可能になるというものだ。フロントサイドガラスが左右2枚、リアサイドガラスが左右2枚、リアクォーターガラスが左右2枚、リアハッチガラスが1枚、ルーフガラスが2枚の合計9枚の窓ガラスを、スイッチ操作ひとつで下げることができる、としている。
California Mode: push of 1 button = 9 windows down. Fisker patented. Ocean breeze approved. Follow the#fisker #ocean #california #mode #ca #electriccar #new #innovation #convertible #open #roof #cars pic.twitter.com/1ibXdQihPm— Fisker Inc. (@FiskerInc) 2019年12月20日
9枚の窓ガラスをスイッチひとつで下げる…フィスカーのEV『オーシャン』に特許技術、CES 2020で発表予定
2019年12月25日(水) 07時15分
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