ボッシュは、EN規格タクシー専用バッテリー「HVタクシー」2タイプを12月2日より代理店向けに販売する。
2020年に向け、タクシー業界は観光ドライバーの研修をはじめ、ユニバーサルデザインタクシーの導入、配車サービスアプリによるデジタル化・IT化の推進など、都内を中心に急激に進化している。さらに、安全運転支援システム搭載の増加などにより、バッテリーにはより大きな容量が必要とされている。タクシーは個人の車に比べて6倍の距離を走るとされ、一般のバッテリーではトラブルが起こりやすく、1年以内で交換になるケースもある。
今回ボッシュが発売する専用バッテリー「HVタクシー」は高耐久性タイプのAGM(グラスマット吸収)とスタンダードタイプのカルシウム(液状)の2種類をラインアップする。
AGMは、スポンジ状のグラスマットにバッテリー液を吸収させた高性能バッテリー。安定した連続電力供給と優れた耐久性、完全メンテナンスフリーでより安心で安全な走行をサポートする。消費電量が増えた車両でも、タクシーの特徴である連続走行や長時間の待機などの負担に長期間持ちこたえられるよう、AMGタイプは業界最長の24か月24万kmを保証。また、カルシウムタイプは最長12か月12万kmの保証となる。
ボッシュ、EN規格タクシー専用バッテリー発売へ 高耐久AGMタイプなど2種類
2019年11月29日(金) 10時30分
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