スズキのインド子会社のマルチスズキは11月19日、新型コンパクトSUVの『エスプレッソ』(Suzuki S-PRESSO)が、発売1か月でインドの販売台数ランキングのトップ10入りを果たした、と発表した。
エスプレッソは、『エスクード』などに代表されるスズキのSUVの流れを汲んだデザインを採用した。存在感のあるフロントバンパーに、台形をモチーフとしたフロントグリルや、ウィンカーを掴むように配置したヘッドランプを組み合わせることで、力強くタフな印象を強調した。
インテリアには、丸型のセンターコンソールを採用した。デジタル表示のセンターメーターも配置する。室内空間を最大限に確保しながら、大型スーツケースも収納できる荷室スペースを設けている。
新プラットフォームの「ハーテクト」のKプラットフォームに、1.0リットルガソリンエンジンを搭載した。軽量かつ高剛性のボディとの組み合わせにより、低燃費と走行性能を追求する。インドで2020年4月に導入される新しい排ガス規制の「BS6」にも対応した。
このエスプレッソが、9月30日の発売から1か月で、インドの販売台数ランキングのトップ10入りを果たした。10月実績は、1万0634台だ。マルチスズキは、エスプレッソは、エントリーセグメントで独自のニッチ市場を開拓することに成功した、としている。
スズキの小型SUV『エスプレッソ』、販売台数トップ10入り…インド発売1か月で
2019年11月21日(木) 15時15分
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