BMWグループ(BMW Group)は11月12日、次世代のデジタルキーを開発すると発表した。
BMWのデジタルキーは、一般的なキーなしで、ユーザーのスマートフォンを使用して、車両のロックやロック解除が可能だ。スマートフォンをワイヤレス充電または専用トレイに置くだけで、エンジンが始動できる。
このデジタルキーは、最大5人で共有することが可能だ。ドライバーは自動的に検出され、車両キーまたはBMWデジタルキーを使用するか、コントロールディスプレイでユーザーを選択して正しいPINを入力することで、個人設定が有効になる。また、デジタルキーは「BMWコネクテッド」アプリの一部として利用が可能だ。近距離無線通信規格の「NFC」対応のスマートフォンで使用できる。
BMWグループは、次世代のデジタルキーを開発する。これは第3世代にあたるものだ。その特長は、スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)とは別に動作するセキュリティチップを搭載していること。スマートフォンのバッテリー容量がほとんどなく、スマートフォンが起動できない場合でも、デジタルキーを作動させることができる、としている。
BMWグループ、次世代デジタルキー開発へ…スマホの電池がなくても作動
2019年11月16日(土) 10時00分
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