前走車の際まで照射することで、より遠方の歩行者を認識可能《画像:小糸製作所》

小糸製作所は、10月23日から11月4日まで東京ビッグサイトなどで開催される「東京モーターショー2019」に、世界初となる「ブレードスキャンADB」(Adaptive Driving Beam)などを出展する。

小糸製作所は、「モビリティ社会を支えるセンサ・ライティング・ソリューション」をコンセプトに、ブレードスキャンADBをはじめ、自動運転を含めたクルマ社会の安全・安心・快適に貢献する、さまざまな次世代技術・製品を展示する。

ブレードスキャンADBは、高精細な配光制御を実現する世界初のヘッドランプシステム。ハイビームの照射範囲を走行状況に応じて自動制御し、対向車や前走車に眩しさを与えることなく、夜間走行の前方視界を良好にする。ブースでは、ヘッドランプの照射範囲拡大の進化を実演により体感できる。

また、センサをランプに一体化した「自動運転コンセプトモデル」を出展。クルマのスタイリングを損なうことなく周囲360度をセンシングするほか、ドライバーや歩行者にとって必要な情報をいち早く“光"で伝える。このほか、周囲監視センサと路面描画による警告機能等を搭載する「スマート街路灯コンセプトモデル」などを紹介する。

小糸製作所 ブースイメージ《画像:小糸製作所》 ブレードスキャンADBユニット《画像:小糸製作所》