トライアンフ デイトナ Moto2 765リミテッドエディション《画像:トライアンフモーターサイクルズジャパン》

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、生産終了となっていたスーパースポーツ『デイトナ』を復活、Moto2派生の新型3気筒エンジンを搭載した「デイトナMoto2 765リミテッドエディション」を2020年2月(予定)に発売すると発表した。

トライアンフは、2019年からホンダに代わり、Moto2の独占エンジンサプライヤーとしてレース仕様の765cc 3気筒Moto2エンジンを供給している。デイトナ Moto2 765リミテッドエディションは、Moto2から派生したトリプルエンジンを搭載。チタン製インレットバルブや強化ピストン、MotoGP仕様DLCコーティング加工ピストンピンなど、数多くの派生コンポーネントを採用し、最高出力130ps/最大トルク80Nmというトライアンフ史上最高のパフォーマンスを発揮する。エキゾーストシステムには、高性能なArrow製チタンレースマフラーを装備。Moto2に近いサウンドを実現する。

また、軽量フルカーボンファイバー製ボディや軽量メインフレーム、リアサブフレーム、インストルメントサブフレーム、スイングアームなどを採用し、従来のデイトナよりも軽量化。足回りでは、スーパーバイク仕様の軽量ブレンボ製Stylemaブレーキ、オーリンズ製前後サスペンションを搭載。敏捷性とダイナミックな乗り心地を実現する。

数多くの最新テクノロジーも標準装備。ラップタイマーを備えるフルカラーTFTディスプレイを備えるほか、デイトナ初となる5つのライディングモード(レイン、ロード、ライダー設定、スポーツ、トラック)を用意。ライディングスタイルと道路状況に合わせてスロットルマップ、トラクションコントロール設定、ABS設定を調整し、ライディングをサポートする。

外観では、シングルピースコックピット、フルフェアリング、リアユニット、フロントマッドガード、ハガー、アッパーチェーンガード、ロワーチェーンガードなどをカーボンとし、軽量化に寄与するとともに、レーシーなスタイリングを実現している。

予定価格(消費税10%込)は235万円。

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