ダブル連結トラック《写真 バンテック》

日立物流グループのバンテックは、8月20日から静岡県と京都府を結ぶルートに、ダブル連結トラックの幹線輸送を開始したと発表した。

ダブル連結トラックは、大型トラック2台分の貨物量を運ぶことが可能で、輸送効率の向上、CO2排出量削減が図れる。静岡県と京都府を結ぶルートでは、両拠点からトラックを運行し、ルートの中間地点でドライバーが交代する中継輸送を実施する。これによってドライバーの運転負担の軽減も図り、働き方改革を推進する。

ダブル連結トラックの運行開始では、同社グループの安全GK推進部とドライバーが一体となってダブル連結トラックを安全に運行するための教育を実施した。車両構造と特性の理解、連結部分の着脱訓練、車両感覚をつかむ訓練、一般・高速道路での走行訓練を実施したという。

車両構造の教育の様子《写真 バンテック》