電動フォークリフトgene B、3.0トン積ハイキャパシティ車《写真 豊田自動織機》

豊田自動織機は7月31日、2019年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。各事業好調も減価償却費の増加などで、営業利益は前年同期比6.7%減の316億円となった。

車両組立事業の売上高は、2018年11月に生産を開始した新型『RAV4』が増加したことにより、同29%増の229億円となった。エンジン事業は、新型のA25A型およびM20A型ガソリンエンジンやGD型ディーゼルエンジンが増加したことにより、同19%増の311億円。カーエアコン用コンプレッサーは、日本では増加したものの、欧州など海外で減少したことにより、同3%減の865億円となった。産業車両事業は、主力のフォークリフトトラックが日本や欧州で増加したことにより、同6%増の3616億円。これら各事業の好調により、総売上高は同5.6%増の5512億円となった。

収益については、減価償却費の増加や諸経費の増加などにより、営業利益は同6.7%減の316億円、税引前利益は同3.4%減の686億円、四半期利益は同0.6%増の537億円となった。

今期の連結業績見通しについては、売上高2兆3000億円(前年比3.8%増)、営業利益1450億円(同7.7%増)、税引前利益2080億円(同2.9%増)、最終利益1570億円(同2.8%増)とした前回予想を据え置いた。

トヨタRAV4《撮影 小林岳夫》