クボタは7月31日、同社最大クラスの高馬力帯のトラクタ「M8シリーズ」をラインアップに追加し、2020年春シーズンより北米にて販売を開始すると発表した。
M8シリーズは、2015年に販売開始した「M7シリーズ(130〜170馬力)」の特長を引き継ぎながら、さらなる高馬力で作業の幅を広げ、より多くの顧客ニーズに対応。190馬力と210馬力の2モデルを用意する。
新機種は、クボタ独自のアームレスト一体型の操作盤およびタッチスクリーンモニターをM7シリーズから継承し、「使いやすさ」と「分かりやすさ」を追求。また、360°の視認性を確保したワイドキャビンとオペレーターの好みにあわせた多彩なシートバリエーションの採用により、長時間作業でもストレスフリーなオペレーション空間を実現した。
パワーユニットは、大型農機市場にて豊富な実績を誇るCummins社製6.7リットルエンジンを搭載。190馬力・210馬力の高出力を発揮するとともに、EPA Tier4 Final排ガス規制にも対応。外観は先進性と力強さを兼ね備えたM7シリーズとファミリールックのデザインを採用する。
なお開発・製造は、カスタムOEM相手として新たに戦略的パートナーシップを結んだカナダ・ビューラー社に委託し事業運営を進めていく。
クボタ、同社最大クラスの高馬力帯トラクタを北米市場投入へ
2019年08月01日(木) 11時00分
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