豊田合成は7月31日、2019年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。米州での人件費上昇などにより、営業利益は前年同期比24.0%減の78億6700万円で大幅な減益となった。

売上高は、主要顧客の生産台数増加などにより、前年同期比1.9%増の2093億5500万円となった。利益については、増販効果や合理化努力等はあったものの、日本での前期の新型車効果の反動や米州での人件費上昇等により、営業利益は同24.0%減の78億6700万円、税引前利益は同26.2%減の80億5300万円、純利益は同45.2%減の37億0800万円となった。

通期業績見通しは、売上高8450億円(前期比0.5%増)、営業利益410億円(同12.3%増)、税引前利益420億円(同12.4%増)、純利益250億円(同7.3%増)とした前回予想を据え置いた。