北京ベンツで現地生産を行うメルセデスベンツAクラスLセダン(参考画像)

ダイムラー(Daimler)は7月23日、中国の北京汽車(BAIC)グループがダイムラーの株式の5%を取得した、と発表した。

ダイムラーと北京汽車は2003年に提携を結び、2005年8月に中国合弁会社の北京ベンツ汽車を設立した。2006年に『Eクラス』の組み立てを開始し、2008年には『Cクラス』が生産車種に加わった。

2010年5月には、Eクラスがベースの中国専用車、『EクラスL』の現地生産に着手した。2011年12月には、『GLK』の現地生産も開始した。2015年4月には、『GLA』の生産も始まるなど、生産車種を拡大している。

ダイムラーは今回、北京汽車グループがダイムラーの株式の5%を取得したと発表した。今回の北京汽車グループのダイムラーへの出資は、2003年から続く戦略的提携関係を強化するのが狙い。ダイムラーは北京汽車グループを新しい投資家として歓迎する、としている。

北京ベンツで現地生産を行うメルセデスベンツAクラスLセダン(参考画像)