米ホンダが開始したアマゾンの無人車内配達サービス《photo by Honda》

ホンダ(Honda)の米国部門は7月23日、コネクテッドカーシステムの「ホンダリンク・リモートサービス」の加入者に、アマゾン(Amazon)の無人車内配達サービスを開始した、と発表した。

ホンダ車の顧客は、スマートフォンにアマゾンの専用アプリをダウンロード。ログインしてから、自分が所有するホンダ車の年式やモデル名を選択する。セットアップが完了し、自宅などの配達場所が登録されると、顧客は「Amazon.com」で買い物をして、決済時に車内配達オプションを選ぶ。

荷物の配達日には、顧客は自宅などの配達場所の住所から、2ブロック以内に車両を駐車する。配達ドライバーは、GPSの位置情報を使用して、顧客の車両を見つける。配達ドライバーは荷物をスキャンし、1回限り有効な電子キーで車両のロックを解除。荷物を車内に置き、車両を電子キーでロックする。車内への配達が完了すると、顧客はアマゾンのアプリから通知を受け取る。

ホンダの米国部門は、このサービスは『インサイト』や『アコード』などで利用できる、としている。

米ホンダが開始したアマゾンの無人車内配達サービス《photo by Honda》 米ホンダが開始したアマゾンの無人車内配達サービス《photo by Honda》 米ホンダが開始したアマゾンの無人車内配達サービス《photo by Honda》