スズキ・スーパーキャリイ 新型(インド仕様車)《photo by Suzuki》

スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は7月1日、2019年4〜6月のインド新車販売の結果を発表した。輸出を含めた総販売台数は40万2594台。前年同期比は17.9%減とマイナスに転じた。

40万2594台の販売台数の内訳は、インド国内が37万4481台。前年同期比は19.3%減と後退した。一方、輸出は2万8113台で、前年同期比は5.5%増と、引き続き前年実績を上回る。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『ディザイア』『バレーノ』『イグニス』『シアズ』などが、合計で27万1774台を販売。前年同期比は22%減と落ち込んだ。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が3万2659台を販売。前年同期比は27.1%減と後退した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』、『ヴィターラ・ブレッツァ』を含めて、セグメント合計で5万8984台を販売。前年同期比は10.3%減と、マイナスに転じた。

軽商用車では、『スーパーキャリイ』が6568台を売り上げ、前年同期比は34.8%増と大幅に増加している。

マルチスズキの2018年度のインド新車販売は、輸出を含めた総販売台数が過去最高の186万2449台。前年比は4.7%増と、5年連続で前年実績を上回っている。

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