コンチネンタル(Continental)は6月25日、自転車や歩行者との衝突を回避する最新の先進運転支援システム(ADAS)を発表した。
この衝突回避システムは、従来の24GHz(ギガヘルツ)に代えて、77GHzの新世代レーダー技術を使用して作動する。新しいレーダーセンサーは、従来よりも高い解像度と精度で、車両周囲の環境を検出する。その結果、他の道路利用者や障害物を、より正確に検出することを可能にする。
また、77GHzセンサーは、従来の24GHzセンサーよりも、正確に移動方向と速度を検出する。さらに、新世代レーダーはコンパクト設計で、これにより、狭い場所でもシステムを車両に簡単に設置することができる。コンチネンタルによると、レーダーセンサーを車体の四隅に設置すれば、車の周囲を360度ほぼシームレスに監視できるという。
新世代のレーダーセンサーは、車両の後方から接近するサイクリストを検出することができる。交差点を曲がる時、サイクリストが車両の横を通過しようとしている場合、アシストが作動して、自転車との衝突を回避する、としている。
コンチネンタル、新世代レーダーで自転車や歩行者との衝突を回避…最新の先進運転支援を発表
2019年06月27日(木) 11時30分
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