2010年から始まった電動バイククラスTT Zero(ティーティーゼロ)。今年は天候不順が続き、予定より遅れて現地6月3日に2回目のプラクティス(練習走行を兼ねた予選)が行われ、日本からエントリーしているチーム無限とチームMIRAIも出走した。
今年は連覇中のチーム無限がダブルエントリー。合計9チームがエントリーリストに載った。この日、実際に出走したのはジョン・マクギネス選手(チーム無限)、ショーン・アンダーソン選手(Duffy Motorsport)、イアン・ロッカー選手(チームMIRAI)など4チーム。ノッティンガム大学は、直前のスーパーバイクTTでライダーのデイリー・マシソン選手が事故で亡くなったため出走しなかった。また、チーム無限のマイケル・ラッター選手、バース大学のマシュー・リース選手は、直前のライトウエイトのプラクティスでマシントラブルによりコース上にストップ。パドックに戻れなかったため、いずれも出走できなかった。
完走したのはチーム無限のマクギネス選手と、アンダーソン選手の2台だった。チームMIRAIのロッカー選手はマシントラブルで完走することができなかった。アンダーソン選手は、TT Zero予選通過条件のラップタイム30分以内をクリアできなかったため、現在、予選通過はチーム無限の2台と、予選1回目で条件をクリアしたチームMIRAIのみとなっている。
【TT Zero予選2回目リザルト】
順位/選手名/チーム名/平均時速/ラップタイム
1位:ジョン・マクギネス チーム無限 116.06マイル(185.70km)19分30秒374
2位:ショーン・アンダーソン Duffy Motorsport 72.04マイル(115.26km)31分25秒322
【マン島TT】TT Zero予選2回目、チーム無限のマクギネスのみ予選通過タイムで完走
2019年06月06日(木) 07時40分