キャンピングカー・トラック向け防水後方カメラモデル「WHSR-532WP」(イメージ)

自動車関連用品販売のTCLは、ドライブレコーダー「スマートレコ」シリーズの新製品として、防水後方カメラを使用してキャンピングカー・トラック・特種車(特種用途車)向けに特化した「WHSR-532WP」を5月20日より販売する。

ドライブレコーダーは現在、前後同時録画が可能な2カメラタイプが主流だが、リアガラスに後方カメラを取り付けできない車両の場合は、車両のバックカメラを流用することが多い。そのため、解像度が低くて映像が不鮮明(VGA=640×480ドット)、後方の駐車監視録画に未対応、 後方カメラの接続ケーブルが短いため大型車両に対応できない等の問題点があった。

今回の新製品は、これらの問題点を解決したもの。後方も解像度が高く鮮明なHD画質(1280×720ドット)で録画するほか、後方の駐車監視録画(モーション・振動検知)にも対応。また、後方カメラの接続ケーブルを15mとして、大型車両(キャブコン、バスコン、特種車、トラック)にも対応可能にした。

また、後方カメラには「IR(赤外線)センサー」を搭載し、従来型に比べて暗い環境での撮影能力を向上。キャンプ場などの照明が少ない場所でも、車や人のモーションを検知するため、運転中も停車中も安心して過ごすことができる。さらに本体タッチパネルで走行中の後方映像を常時映すことを可能にした。

そのほか、前方カメラには暗い箇所を明るく補正する「ナイトビジョン」機能や、逆光の影響を抑える「WDR」機能を搭載。また、フォーマットフリーとして、定期的なSDカードフォーマットを不要とした。12V・24V電源に対応する。

本体に後方カメラ、後方カメラ接続ケーブル(15m)、GPSモジュール、電源ケーブル、純正MicroSDカード16GBが付属し、価格は6万9800円(税別)。

キャンピングカー・トラック向け防水後方カメラモデル「WHSR-532WP」(本体) 「WHSR-532WP」の防水後方カメラ 防水後方カメラの設置イメージ IR(赤外線)有無の比較 ビューアー再生画面 ビューアー運行記録再生