コンチネンタルのドライバーの意識調査「モビリティ・スタディ2018」

コンチネンタル(Continental)は4月22日、ドライバーの意識調査、「モビリティ・スタディ2018」の調査結果を発表した。

「モビリティ・スタディ」は、コンチネンタルが毎年公表しているもの。市場調査/社会調査会社のinfas社と共同で、日本、ドイツ、米国、中国において、一般ドライバーおよそ5000名を対象に調査を行った。科学分野や自動車業界の有識者へのインタビューも行い、世界で最も総合的な自動車調査のひとつとなっている。

日本と中国では、調査対象のドライバーのおよそ10%が、ハイブリッド車や電動車(EVやプラグインハイブリッド車)を運転。そのうち、80%以上が次回の新車購入の際も、電動パワートレインにこだわると回答した。

自動車の買い替え時に選択するエンジンタイプについて尋ねたところ、慣れ親しんだエンジンタイプを継続選択する傾向が見られた。調査では、日本のドライバーの4人に3人が現在所有する車両のエンジンタイプと同タイプの車両を選ぶと回答。別タイプのエンジンを検討するとしたのは、回答者の4分の1にとどまった。

この保守的な傾向は、米国のドライバーではさらに顕著だ。回答者の9割が、同タイプのエンジンを次回も継続選択すると答えた。ドイツと中国でも、この割合は8割を超えている。

一方、ドイツ単独では、約30%がディーゼル車を運転しており、そのうち3割近くのドライバーは、別のエンジンタイプに切り替える意向を示した。具体的に切り替えを予定しているドライバーは17%いた、としている。

日産ノートe-POWER(参考画像) トヨタのHV、アクア(参考画像)