ホンダの米国主力乗用車。左からインサイト、シビック、アコード、クラリティ

ホンダの米国部門は3月6日、米国EPA(環境保護局)が公表した2017年モデルの燃費報告書において、ホンダが1台当たりの平均燃費が最も優秀な自動車メーカーに認定された、と発表した。

この燃費報告書は毎年、EPAが作成しているもの。米国で1年間に販売された新車に関して、自動車メーカー別に1台当たりの燃費やCO2排出量を算出。これを燃費性能順にランキングしている。

ベスト5は以下の通り。
順位:メーカー名 1台当たりの平均燃費 同CO2排出量

1位:ホンダ 12.5km/リットル  302g/マイル
2位:マツダ 12.3km/リットル  306g/マイル
3位:ヒュンダイ 12.2km/リットル  311g/マイル
4位:スバル 12.1km/リットル  312g/マイル
5位:キア 11.6km/リットル  327g/マイル

ホンダが、1台当たりの平均燃費が最も優秀な自動車メーカーに認定された。同じくCO2排出量も、最も低かった。12.5km/リットルの平均燃費は、5年前のデータに対して、11.8%の改善となる。ホンダによると、2017年に燃料電池車として発売され、現在ではEVやプラグインハイブリッド車(PHV)も用意する『クラリティ』シリーズが、ホンダの代替燃料車の販売増とCO2排出量の削減に貢献しているという。

なお、EPAのこの報告書では、これまでマツダが5年連続で1位だった。ホンダは前回の3位から上昇し、マツダを上回って首位に立っている。