F1のオフィシャルタイヤサプライヤーとして9シーズン目を迎えるピレリは、バルセロナテストでデビューを迎えた2019年シーズン用タイヤの特徴を発表した。
ドライタイヤは、5種類(硬い方からC1〜C5)のスリックコンパウンドを用意。テストでの識別は3色のカラーリングおよびストライプの有無で行なっている。C1とC2がホワイト、C3がイエロー、C4とC5はレッド。そして最もハードなC1および最もソフトなC5にはストライプをつけず、5種類が識別できるようにしている(C2〜C4はストライプあり)。
なお、レースでは5種類のなかから3種類が適宜あらかじめ用意され、毎回、硬い方からハード、ミディアム、ソフトと呼ばれることになる。カラーリング&ストライプは、ハードがホワイト、ミディアムがイエロー、ソフトがレッド。
また、オーバーヒート抑制を目的に、薄いトレッドをすべての2019年用タイヤに採用する。
インターミディエイトは、より幅広いコンディションをカバーするよう設計し、ウェット路面での性能向上とともに、スリックとフルウェットとの効果的なクロスオーバーポイントをもたらす。フルウェットタイヤは形状を再設計。耐アクアプレーニング性能を高め、豪雨時のドライバビリティが向上している。また、フルウェットとインターミディエイトには従来、高温用と低温用の2種類のレンジがあったが、2019年シーズンはより汎用的な使用が可能になったことから、1種類のみとなる。
作動温度領域はC1が110〜140度、C2が110〜135度、C3が105〜135度、C4が90〜120度、C5が85〜115度。オーバーヒートを抑制すべく、今シーズンのタイヤの作動温度領域は若干高くなっている。
<おわび> タイヤチョイスの説明が間違っておりました。訂正・再出力しました。
【F1】2019年シーズン用ピレリタイヤ、ドライは3種類のカラーと5種類のコンパウンド[訂正]
2019年02月22日(金) 13時30分
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