「交通リスクデータ活用カーナビ」ハッカソン

情報通信研究機構(NICT)は、気象災害やヒヤリハットなど交通リスクデータを活用したカーナビを開発するハッカソンを2月23〜24日に都内で開催。ゼンリンデータコムは、同イベントをサムライインキュベートとともに支援する。

道路には、突発的な気象災害や隠れた事故の危険性など、目では見えにくい様々なリスクが存在する。今回のハッカソンのテーマは「交通リスクデータを考慮するカーナビゲーションシステムの考案」。NICTが保有するビッグデータと開発中の環境×交通スマートIoT実証システムを活かして「ゲリラ豪雨」「大雪」「ヒヤリハット」の3つの交通リスクデータから1つを対象とし、カーナビ利用者にリスクを意識させて、適切な走行経路の判断を促す仕組みを考案してもらう。

開発環境には、リスクデータの参照やリスク回避経路設定などが可能なカーナビシミュレータを用意。参加者がカーナビゲーションシステムを簡単にカスタマイズできるようにする。