カナダ製キャンピングカーProLiteにけん引免許不要モデルEco登場《撮影 中込健太郎》

2018年のカートラジャパンで日本初お披露目となった、カナダ製トレーラーProLite(プロライト)。ジャパンキャンピングカーショー2019では、けん引免許不要なモデルを会場に展示した。

北米のキャンピングカーと言えば、私たち日本人は長く大きなモデルをイメージして、小型モデルはウケないと思いがちだが、実態は逆なのだそうだ。トレーラーが特別という認識ではないため、気軽に小型車で引けるトレーラーは、数として相当あり、1人か2人での旅行などで利用する人はかなり多いそうだ。プロライトもそんなコンパクトモデルを得意とする、カナダ最大手のキャンピングトレーラーメーカーだ。

昨年のカートラジャパンでコンパクトながら、スライドアウトするモデルを日本に紹介して、大きな反響を集めていたプロライトだが、今回はさらに小型の、けん引免許不要なモデル「Eco」が、販売代理店の上嶋自動車ブースに展示された。

乾燥重量450kg、キャンピングカーに必要な様々な装備を設置しても650kg程度に収まる。オールFRPの軽量ボディと流線形のフォルムで、もう少し大型であるかのような印象を受ける。室内に入ると、その印象はさらに強まり、広々としたダイニングテーブルとその脇にはベッドにもなるベンチが広がる。FRPキャビンはカナダ基準での雪・寒さ対策の基準もクリアし、流線形は空力的なメリットも大きい。

乗ってみると、けん引免許を要するトレーラーと不要なものとで違いがあるわけではないのだが、普通免許があればすぐにトレーラーライフを始められるのがこのクラスだ。

気軽に入門できるのでけん引免許不要のトレーラーは人気だ。《撮影 中込健太郎》 ProLiteは、昨年のカートラジャパンで日本初お披露目となった、カナダのポピュラーなトレーラーメーカー。《撮影 中込健太郎》 オプションの専用自転車ラックは販売店社長のおすすめ。《撮影 中込健太郎》 高断熱で軽量なFRPボディと、空力性能を向上させる流線形のフォルムはキャビンの広さを確保することにも貢献。何より、トレーラーを所有する歓びを刺激する。《撮影 中込健太郎》 こうしたサイドオーニングも標準装備だという。総額で比べてほしい、とのこと。《撮影 中込健太郎》 どこか懐かしい、居心地のいい空間。《撮影 中込健太郎》 ベッドにもなるベンチは横に大人が3人ほど座っても全く手狭な印象はない。《撮影 中込健太郎》 このテーブル、折り畳み式で移動も可能。外でバーベキューをする際にもそのまま持って出ることができる。《撮影 中込健太郎》 大きなサイズの冷蔵庫。こういうところにお国柄が反映される。《撮影 中込健太郎》 小さいがキャンピングトレーラーのカタチをしている。《撮影 中込健太郎》 キャビン内にタイヤハウスがないので、室内にフラットな部分を広くとることに成功している。《撮影 中込健太郎》