三菱自動車は1月30日、2018年暦年(1〜12月)の生産・販売・輸出実績(速報)を発表。世界販売台数は前年比18%増の121万8897台だった。国内外いずれも2桁増と、V字回復計画は順調に進んでいる。
国内販売は、新型車『エクリプス クロス』や大幅改良した『アウトランダーPHEV』といった新商品が寄与し、同14.2%増の10万4590台で、2年連続のプラスとなった。登録車は同30.4%増の4万6919台。軽自動車も同3.7%増の5万7671台となった。シェア(含む軽自動車)は同0.2ポイントアップの2.2%だった。
海外市場は力強い成長を示しており、米国での販売は同14%増の11万8075台、西欧は同19%増の17万8414台となった。西欧ではフランスが好調で同64%増の7303台。ロシアも同87%増の4万5391台と大きく伸びた。アセアンは同35%増の32万2284台と最大の伸びを見せた地域となった。インドネシアでは、『エクスパンダー』が牽引し、同84%増の14万6805台。インドネシアでの販売台数は過去2年間で118%増加している。アセアン地域ではこのほか、タイが同21%増の8万4560台、ベトナムが同60%増の1万0969台、マレーシアが同32%増の9261台となっている。
総生産台数は、前年比20.2%増の145万5067台で2年連続のプラス。国内生産は同16.7%増の67万6317台、海外生産も同23.4%増の77万8750台と、いずれも2年連続のプラスとなった。輸出は同23.8%増の44万5698台で、3年ぶりのプラスとなった。
三菱自、V字回復に向け順調…世界販売台数18%増の121万8897台 2018年
2019年01月30日(水) 18時30分
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