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経済産業省は、新たなモビリティサービスの普及促進に向けて2月を「スマートモビリティ推進月間」と位置づけてイベントを開催すると発表した。

経済産業省では、IoTやAIの活用によって提供が可能となる新しいモビリティサービス「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)を活性化していくことが経済成長や産業高度化の観点から重要なため「IoTやAIが可能とする新しいモビリティサービスに関する研究会」を開催し、2018年10月に中間整理を公表した。

中間整理では、今後の取り組みの方向性として「スタートアップや異業種等との協業の促進」や「企業と連携して新たな取組に挑戦する地域の支援」が重要とした。中間整理を踏まえ2月を「スマートモビリティ推進月間」として、新サービス導入による地域モビリティ課題解決に意欲的に取り組む地方自治体やスタートアップを含む事業者の事例に関する情報共有、将来的なコラボレーションの契機提供を目的とするイベントを実施する。

2月15日にTKP東京駅八重洲カンファレンスセンターで「モビリティサービス地域連携会議」を開催し、つくば市や横須賀市などの自治体、NTTドコモ、モネットテクノロジーズなどの事業者がそれぞれの取り組みを紹介する。

また、2月の毎週木曜日、虎ノ門ヒルズで「ベンチャー・カフェ・東京・モビリティ・ピッチ」と題してスタートアップが取り組みを紹介する。

トヨタ e-Palette(参考画像)