アウディのアブラハム・ショット取締役会会長

アウディ(Audi)は12月12日、アブラハム・ショット暫定取締役会会長が2019年1月1日付けで、正式に取締役会会長に就任すると発表した。

アブラハム・ショット氏は2017年9月から、アウディの販売とマーケティング担当の取締役の地位にあった。2018年6月、ルパート・シュタートラー前取締役会会長が、ドイツ・ミュンヘン検察庁に身柄を拘束された。これを受けて、アブラハム・ショット氏がアウディの暫定の取締役会会長に就任していた。

アブラハム・ショット氏は、オランダ生まれの57歳。2011年、メルセデスベンツのイタリア法人の社長兼CEOから、フォルクスワーゲングループに転じた。

2012年には、フォルクスワーゲン商用車部門のマーケティング&販売担当取締役に就任した。2017年9月から、アウディの販売とマーケティング担当の取締役を務めていた。