日中第三国市場協力フォーラム、右から4人目がGCLグループの朱共山董事長、その左隣が三井物産の安永社長

三井物産は11月7日、中国GCLグループと電動自動車(EV)、液化天然ガス(LNG)、省エネ関連ビジネスでの協業に関する覚書を締結したと発表した。

GCLグループは中国内外で電力事業および太陽光パネル原料のポリシリコン製造事業をコア事業とする中国民間エネルギー新興企業。両社は今年6月、次世代型インフラ事業に関する合弁会社設立で合意しており、今回の覚書締結はそれに続くもの。日中第三国市場協力フォーラムが推進する日中民間経済協力のモメンタムも活かし、中国内外で成長を続けるクリーンエネルギービジネス分野での新たな価値創造を目指す。

EV関連では中国内モンゴル自治区オルドス市における協業、LNG関連では中国沿岸部での受け入れ基地を軸とした協業、省エネ分野ではAIを活用した事業について検討する。

調印式で、GCLグループの朱(金偏に玉)峰副董事長と三井物産の米谷プロジェクト本部長