日独スマートモビリティ・シンポジウム《撮影 関 航介》

10月17日、ドイツ西部にあり同国最大の産業州とも呼ばれるノルトライン・べストファーレン(NRW)州は、東京都千代田区イイノホールにおいてスマートモビリティをテーマとする「日独スマートモビリティ・シンポジウム」を開催した。

当シンポジウムでは、NRW州を拠点とするドイツ企業、スタートアップ、そしてNRW州を拠点に欧州ビジネスを展開する日本企業が参加。「モビリティ=移動手段」の時代から「モビリティ=サービス」の時代へと移り変わろうとしている昨今、その原動力となる新たな技術に関する講演やパネルディスカッションが行われた。シンポジウムのテーマは「EV、パワートレイン、充電インフラ、自動運転、安全性の未来」。

NRW州の経済・イノベーション・デジタル化・エネルギー省大臣アンドレアス・ピンクヴァルト氏も登壇し、冒頭に「ドイツNRW州:欧州のスマートモビリティへの挑戦を後押しする革新拠点」というテーマで基調講演を行った。氏はNRW州が欧州内でも自動車産業をリードする存在であること、そして日本企業が622社も進出していることや日本人が多いデュッセルドルフの存在から、日本との結びつきが強いことを強調。自動車のデジタル化は今後も確実に進んでいくと述べ、日本企業との連携をより強めていきたいと述べた。

日独スマートモビリティ・シンポジウム《撮影 関 航介》 日独スマートモビリティ・シンポジウム《撮影 関 航介》 日独スマートモビリティ・シンポジウム《撮影 関 航介》