提携を結んだボッシュとファーウェイの首脳

ボッシュ(Bosch)は10月10日、中国の大手通信機器メーカーで、スマートフォンなどを手がけるファーウェイ(HUAWEI)と提携を結んだと発表した。

今回の提携によって、ファーウェイのクラウド上で、ボッシュの「IoT Suite」ソフトウェアサービスを利用することが可能に。そのひとつが、「車両マネージメントソリューション」。このソリューションは、車両の予測診断や無線ソフトウェア更新などのクラウドベースのサービスのための技術基盤を提供しながら、車両の寿命を延ばすことを目指す。

また、このソフトウェアでは、車両とクラウド、サービスの間で、安全な通信インターフェースを追求。自動車メーカーなどのユーザーは、車両のデータを分析し、車両ソフトウェアを継続的に更新することができるようになるという。

中国の大手自動車メーカーの一部は、車載ソフトウェアをアップデートするために、ファーウェイのクラウドにボッシュのIoT Suiteを導入することを決定。このソリューションは、今後数年間に中国の数百万台のコネクテッドカーに導入される予定、としている。