カートラジャパン2018の休暇村ブース。《撮影 中込健太郎》

カートラジャパン、単にクルマを訴求するのではなく「そのクルマでどんなことをするか、どんなところへ行くか」という紹介も充実しているのが特徴だ。休暇村もブースを構え、来場者に魅力を紹介していた。

休暇村、もともとは国立公園及び国定公園の集団施設地区に設置された総合的休養施設で、1961年から整備が始まった。現在は一般財団法人休暇村協会が全国に37か所に施設を運営している。

「なんと言っても立地ですね。国で定めた国立公園・国定公園の中にあるという大前提があります。もともとは各施設ごとに運営していましたが、現在は一括運営していて、ロゴなども統一しました。地域の食材を活かしたお料理や、魅力を肌で感じていただくことができる施設がたくさんあります。キャンプ場を併設している施設もあり、今回はそうしたところを紹介しています」と休暇村協会の広報担当者は話す。

「キャンプ場は、電源はもちろん、Wi-Fiが整備されているところも増えてきました。休暇村全体でさらに促進していきたいですね。あと、まだまだ海外からのお客様にはリーチできていない面がありますが、日本好き、日本への旅に慣れている方などから、ご予約をいただくケースも出てきています。日本の魅力すなわち、国立公園・国定公園という面もあろうかと思いますので、そうした魅力を多くの方に知っていただきたいです」と前出の広報担当者。

現在全国で37か所を運営している。キャンプ場を併設しているところも多い。《撮影 中込健太郎》 地産地消で地域色豊かな味覚や温泉など、その環境だけでなく魅力がいっぱいだ。現在では共通のロゴでブランディングも推進されている。《撮影 中込健太郎》 利用しやすさも魅力の一つ。家族や仲間内で利用してほしいと紹介する。《撮影 中込健太郎》 イベントのテーマ「クルマと一緒に旅しよう」にもぴったり。「旅の目的地に休暇村を」と広報担当者は話す。《撮影 中込健太郎》