中央合同庁舎3号館《撮影 高木啓》

国土交通省は、9月11日に霞が関で初めてとなるオープン型宅配ボックスを、中央合同庁舎3号館に設置すると発表した。

多様化するライフスタイルとともにインターネット通販(EC)が急速に拡大し、宅配便の取扱個数が増加している一方で、宅配便の再配達はCO2排出量増加やドライバー不足を深刻化させるなど大きな社会問題の一つとなっている。

国土交通省では、多様化するライフスタイルへの対応や再配達削減を図るため、関係者と連携し、コンビニや駅、オフィスなど自宅以外での受取方法の多様化などに取り組んでいる。

今回、受取方法多様化などの取り組みの一環として、職員の福利厚生施設となるオープン型宅配ボックスを庁舎内に設置する。

今回設置する宅配ボックスは国土交通省職員のほか、庁舎を利用する職員以外も利用可能。ただ、宅配ボックスの利用のみを目的とする入館はできない。