村田製作所は、自動車の安全運転支援システムなどに使われるMEMSセンサの生産能力を増強するためにフィンランドのヴァンターに工場を新設する。総投資額は50億円。
MEMSセンサは微小電気機械システムをベースにしたセンサで、自動車の安全運転支援システムや心臓ペースメーカーなどに用いられている。自動車業界や産業用途に用いられるMEMSセンサの世界的な需要の高まりに応える。
開発・生産子会社ムラタ・エレクトロニクスがこれまで駐車場として利用していた土地を活用し、約1万6000平方メートル(延床面積)の新生産棟を建設、2019年末の完成を目指す。これに伴って2018年から2019年にかけて、現地で新たに150人から200人程度雇用する見込み。
村田製作所、フィンランドでADAS向けMEMSセンサの生産能力増強
2018年08月22日(水) 09時30分
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