テスラのイーロン・マスクCEOは8月13日、テスラの株式の非公開化構想に関して、新たな発表を行った。
マスクCEOは8月7日、テスラ株の非公開化を検討していると発表。同CEOによると、株式の非公開化は、テスラを最適な形で経営できる環境を構築するのが目的、としていた。
また、マスクCEOは、テスラ株の非公開化に際して、同社の株式を1株当たり420ドル(約4万7000円)で買い取る意向を表明。「その資金も確保できている」と明かしていたが、株式市場はマスクCEOが本当に資金を確保できているのか、懐疑的な見方を示していた。
マスクCEOは8月13日、サウジアラビアの政府系ファンド、「ソブリン・ウエルス・ファンド」(SWF)などと協議を進めていると発表。またSWFは最近、市場を通じてテスラ株のおよそ5%を取得した、と公表した。
今回のマスクCEOの発表は、テスラの株式非公開化に向けて、資金力をアピールする狙いがあるものと見られている。
テスラのマスクCEO、サウジの政府系ファンドと協議…株式非公開化に向けて
2018年08月15日(水) 07時00分