フォードモーターの世界本社

フォードモーターは7月25日、2018年第2四半期(4〜6月)の決算を公表した。

同社の発表によると、第2四半期の売上高は389億2000万ドル(約4兆3265億円)。前年同期の398億5300万ドルに対して、2.4%減とマイナスに転じた。

また、第2四半期の純利益は、10億6600万ドル(約1185億円)。前年同期の20億4700万ドルに対して、48%の減益となっている。

大幅な減益となった要因は、主力市場のひとつ、中国での販売が落ち込んだのが大きい。アジアと欧州で、赤字を計上したのも響いた。

フォードモーターのジム・ハケット社長兼CEOは、「第2四半期には、海外事業の予期せぬ課題や事業環境の逆風などが起きた。しかし、北米で確固たる業績を達成した」と述べている。