三菱自動車本社 (c) Getty images

三菱自動車は、自動車リサイクル法に基づき、2017年度(2017年4月〜2018年3月)における自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化等の実施状況を公表した。

2017年度の実績は、ASRの引取り量は23万7851台、3万5588トンで、このうち3万4907トンを再資源化。再資源率は98.1%となり、法定基準値70%を達成した。エアバッグ類は、16万8591台(52万8106個)を引取り、再資源化率は93.9%で、法定基準値85%を達成。フロン類の引取りは21万9383台、5万1380kgとなり、適正に処理した。

再資源化などに要した費用総額は19億8534万円。資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は22億5570万円となり、全体収支は2億7036万円の黒字となった。2004年度からの累計収支は20億4495万円の黒字となり、三菱自動車では、今後の新型車についても再資源化処理コストの低減を継続し、リサイクル料金負担の低減を図っていく。