スズキ本社

スズキは6月20日、自動車リサイクル法に基づき、2017年度(2017年4月〜2018年3月)の特定再資源化物品(自動車シュレッダーダスト:ASR、エアバッグ類、フロン類)に関する再資源化等実績を公表した。

2017年度の実績は、ASRの取引量は5万5421トン、取り扱った使用済み自動車は42万3356台だった。再資源化率は実績値98.1%となり、2015年度以降の法定基準値である70%を2008年度から継続して上回った。

エアバッグ類は、28万9377台から120万3300個を引取り、再資源化率は93.8%。法定基準値85%を上回った。フロン類の回収量は9万0562kg、取り扱った使用済み自動車は39万4146台だった。

再資源化に要した費用は総額31億6179万円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は37億1371万円で、収支は5億5192万円の黒字となった。なお、2017年度収支から、自動車リサイクル推進のために自動車リサイクル高度化財団とリサイクル高度化事業実施に合計4億6000万円を拠出。また、自動車リサイクル促進センターの運営関連費用やASRリサイクル関連費用9762万円を負担している。