日産自動車は6月7日、『ラフェスタ』のエンジンルーム遮音材に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年10月25日〜2012年6月22日に製造された1万1867台。
エンジンルーム内の遮音材において、エキゾーストマニホールドとの隙間が少なく、かつ、遮音材に固定点のない部分があるため、遮音材の一部が熱の影響により変形してエキゾーストマニホールドと接近することがある。そのため、そのまま使用を続けると、エキゾーストマニホールドの熱により焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、遮音材を対策品に交換するとともに、遮熱板を新規に取り付ける。
不具合は2件発生、部分焼損事故が2件起きている。市場からの情報により届け出た。
日産 ラフェスタ、1万台をリコール エンジンルーム遮音材の焼損事故2件発生
2018年06月07日(木) 16時41分
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