欠陥エアバッグ問題で経営破たんしたタカタは、スポンサーであるキー・セイフティ・システムズ(KSS)への事業譲渡が完了したと発表した。

タカタの、相安定化硝酸アンモニウムを使用したエアバッグインフレータの製造・販売事業を除く、グループが全世界で保有する実質的に全ての資産と事業をKSSが引き継いだ。

事業譲渡完了に伴って4月11日付で、高田重久会長兼社長は退任し、野村洋一郎取締役が社長に就任した。