メルセデスベンツは3月14日、「メルセデスベンツ・エマージェンシーコール」装着車が、全世界で350万台を突破した、と発表した。
欧州では3月31日から、すべての新車(乗用車)に、緊急時の通報システムの搭載が義務づけられる。メルセデスベンツはこれに先駆け2012年から、メルセデスベンツ・エマージェンシーコールの導入を進めてきた。
2014年9月からは、メルセデスベンツ全車に、メルセデスベンツ・エマージェンシーコールを標準装備。現在、世界35か国で、緊急通報サービスを提供している。
メルセデスベンツの緊急通報機能は、重大な事故の後、最短の時間で救助サービスに自動連絡。車両の正確な位置や乗車人数などの重要な情報を、緊急コールセンターに送信する。また、シートベルトテンショナーやエアバッグ作動後に、システムが自動的に起動。メルセデスベンツの緊急コールセンターとの音声接続を確立する。緊急コールセンターの呼びかけに応答がない場合、緊急コールセンターは直ちに最寄りのレスキューサービスに通報する。
なお、最新のシステムでは、車両にSIMカードを内蔵。「メルセデス・ミー」の通信モジュールを介して送信を行うため、車両に接続された携帯電話とは独立して送信される、としている。
メルセデスベンツの緊急通報システム装着車、全世界で350万台突破…最新モデルはSIMカード搭載
2018年03月15日(木) 20時33分
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