曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》

曙ブレーキ工業は3月14日に東京ビッグサイトで開幕した第16回国際オートアフターマーケットEXPO2018(IAAE 2018)で、全国各地で年間240回開催しているブレーキに関する技術講習会の活動を紹介している。

曙ブレーキ工業の櫻井洋介・技術アドバイザーは「実は18年前から曙では、ブレーキは壊れてしまうとエンジンよりも大変なことになる大事な部品であるということを、整備する方や、クルマに触れる方に知って頂こうということで、ブレーキ技術教育巡回車両を用意して、全国各地の整備工場、整備学校、ガソリンスタンドなどに出向いてブレーキの大切さを伝える活動をしている」と語る。

さらに「18年間で延べ6万5000人に対してブレーキに関する技術講習会を実施している。ブレーキ技術教育巡回車両にはブレーキの製造工程や仕組み、ブレーキ整備の重要性をわかりやすく説明できるようカットモデルや実際に起きた不具合品のサンプル品なども備えている」とも。

IAAE2018の曙ブレーキブースでは、ブレーキ技術教育巡回車両のパネル写真や、車両に積まれているサンプル品やカットモデルも展示され、ブレーキ技術教育巡回車両での技術講習の一部を体験できるようになっている。

櫻井氏は「曙はブレーキを製造しているが、直接販売をしていないので、IAAE2018などの展示会では製品の紹介ではなく、メーカーとしての活動を知ってもらう場として活用しており、今回はブレーキ技術啓発活動を紹介している」と、今回のIAAE2018出展の狙いを語っていた。

曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》 曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》 曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》 曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》 曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》 曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》 曙ブレーキ工業(IAAE 2018)《撮影 小松哲也》