マツダは2月7日、2017年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。好調な販売を背景に2期ぶりの営業増益となった。
第3四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、新型『CX-5』の販売貢献に加え、好調な販売が継続する中国が台数成長を牽引したことにより、同2.1%増の118万6000台。過去最高の販売を記録した。市場別内訳は、国内が同5.3%増の13万9000台、北米が同2.9%減の32万1000台、欧州が同1.2%増の19万3000台、中国は同7.8%増の24万5000台で過去最高を記録、その他地域は同2.6%増の28万8000台だった。
売上高は円安の影響等により同8.5%増の2兆5479億円。営業利益は出荷台数の減少や販売費用の増加等に対し、為替の影響やコスト改善により、同5.1%増の1071億円、経常利益は同14.3%増の1348億円、四半期純利益は同6.2%増の849億円となった。
通期連結業績見通しは、為替を実勢レベルに修正するとともに、販売環境の変化を計画に反映し、売上高は3兆5000億円(前回予想比+1500億円)、経常利益を1700億円(+70億円)に上方修正。営業利益1500億円と純利益1000億円は前回予測を据え置いた。
マツダ、増収増益 グローバル販売が過去最高 4-12月期決算
2018年02月07日(水) 16時24分
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